末吉宮へ初詣
家族で初詣に行きました。
末吉宮に行くためにはいくつかルートがあるのですが、今日は甥っ子がいるので簡単なルートから。首里の大名から末吉宮に行くルートがあります。ここが最短ルートです。時間がある方は周辺を散策してみてください。周囲には拝所(御嶽)があります。
母は末吉宮を訪れるのが初めてなのでワクワクしているようです。
以前は末吉に住んでいたのですが、訪れたことが無かったのです。父と私を含め他の兄弟は訪れたことがありました。
末吉宮はあまり参拝客はいませんでした。訪れるのは地元の人が多いでしょう。聖域ツアーで訪れたような人たちもいました。
末吉宮
正月の三が日だけ、階段を上ると拝殿を見ることが出来ます。普段は階段の下から拝みます。賽銭箱がおいてありますよ。
末吉宮 拝殿
拝殿の向こうに本殿がありますが、そこは立ち入り禁止になっています。拝殿までの階段には手すりがないので気をつけましょう。
拝所
末吉宮の周囲にはこのような拝所がみられます。
単拱橋
単拱橋は、末吉宮の本殿・拝殿に登る石段の下の部分です。橋の右側、石垣の向こう側は祭場になっています。
末吉公園一帯は聖域なのです。
ぜひ散策してみてくださいね
末吉宮
御祭神
伊弉冉尊 速玉男神 事解男神
国指定史跡 昭和47年5月15日指定
末吉宮跡
沖縄県指定有形文化財 建造物 昭和31年2月20日指定
末吉宮磴道
末吉宮は、かっての琉球八社の一つで、俗に「社壇」と呼ばれている。尚泰久王代の1456年頃、天界寺住持鶴翁和尚が熊野三社権現を勧請して奉祀したのにはじまるという。本殿は三間社流造り本瓦葺きで、前面に向拝を付している。磴道は、参道を登りつめたところから祭場までの8段、祭場から拝殿跡までの21段および拝殿跡から本殿までの7段の一連の石造階段部分をいう。本殿と祭場はそれぞれ別の岩盤の上にあり、両間は切石積みの石造単拱橋(アーチ橋)で継いでいる。なお、磴道は昭和46年に修理され、本殿は昭和47年に復元された。
末吉宮の下方には、末吉宮の神宮寺で俗に「末吉の寺」と呼ばれる遍照寺(もの万寿寺)の跡がある。この寺は山号を大慶山といい、真言宗に属し、沖縄における神仏混淆の信仰形態を知るうえで重要な資料である。また、社殿の周囲の崖下には点々と拝所が設けられ、信仰の対象となっている
-参道石碑より-
国定文化財データベース
琉球八社
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