ムーチー作り
旧暦の12月8日は、ムーチーの日です。
今年は、12月30日にあたります。
☆ムーチー(餅、鬼餅)は、沖縄県で一般に食される菓子の一種。餅粉をこね、白糖や黒糖で味付けを行い、月桃の葉で巻き、蒸して作る。旧暦の12月8日(グレゴリオ暦では1月)には健康・長寿の祈願のため縁起物として食される。なお、鬼餅の由来は名称の由来を参照のこと。
「鬼餅」の由来は沖縄本島の民話による。昔、首里(現在の那覇市首里)から大里に移り住んだ男が夜な夜な鬼になって人畜を襲うことから、その男の妹が憂いて、鉄釘入りのムーチー(鉄の塊とする場合もある)を兄に食べさせ、弱ったところを海に蹴り落として殺した。このように、鬼退治にムーチーが使われたことからと「鬼餅」と呼ばれることとなった。なお、その日が旧暦12月8日であったことから、その日は健康・長寿を祈願してムーチー(釘は入っていないもの)を食べる慣わしとなった。
『ウィキペディア(Wikipedia)』
そのムーチーを、一足お先に、大分県にいる弟に送る為に作る事になりました。
材料はこんな感じです。
粉に水を分量通り入れてこねます。
後は、サンニン(月桃の葉)で包みます。
包んだら、蒸します。
出来上がり~!!
いつもは、出来上がったムーチーは仏壇にうさげてぃ(お供えして)、ウサンデーして食べますが、今回の分は明日、大分に送りますね。
ムーチーを食べる旧暦の12月8日(新暦の1月下旬から2月上旬)は沖縄では最も寒い時期であり、この時期を沖縄方言でムーチービーサー(鬼餅寒)と呼んでいます。
私は、今年の沖縄は特に寒く感じます。まだ12月の下旬ですが、寒くなったのも例年より早かった気がしますし、寒暖の差も激しい気がします・・・・( ´Д`)
☆ウサンデー
神仏におそなえした供物をいただくこと。「うさんでーさびら」といいながら供物を下げる。ウサンデーすることによって、先祖さまのご加護が得られるといわれる。 沖縄大百科
☆
「おにムーチー」の原話が元来大人向けのものであるため、子ども達に語り聞かせる際にはアレンジが必要となり、語り手もかなり苦労してきました。沖縄時事出版さんより
そうなんです!!!話が大人向けの為にとても苦労しましたよ。しかし、この絵本のおかげで子ども達にも気軽に話ができる様になりました。
YouTubeでも話を見つけました。子ども向けなので安心して下さい。
沖縄のむかしばなし 鬼ムーチー
https://youtu.be/Vv0JHy3RnjI
歌もありました
ムーチーのうた(鬼餅)
https://youtu.be/4-dbZnadFvg
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